カテゴリー:小説
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連載小説『はっきり言ってよ!? 男の言い分、女の言い分?』第12話
莉子と拓斗は、お互いを「りー」「たっくん」と呼び合う幼なじみ。二人は高校は違ったものの、同じ大学に通うことになった。密かに拓斗を好きだった莉子は、大学生活で拓斗との「友達以上恋人未満」の関係を進展させることができるのでは・・・と期待しているのだが・・・詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!? 男の言い分、女の言い分?』第11話
ちっちゃな子猫に、あのまん丸な目で見上げられたら、誰だって「かわいい~」ってキュンキュンしちゃうでしょ? だから私も、いつだって上目遣いにこだわってる。 大きな目で、まばたきをちょっとだけゆっくりにし…詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第10話
アラフォーでそこそこ美人なのだが、結婚の予定もなく彼氏もいない貴子。高学歴と仕事がデキるが故に、常に上から目線で、自慢げなことばかり話してしまうこともあって、男性と付き合っても長続きしない。口を開けば自分のことばかり話してしまうので、友人や同僚からは「貴子は口を閉じていれば(話さなければ)モテるのに」とまで言われている。そんな貴子がお見合いを。さて結末は?詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第9話
世話焼きグセのある遊香は、何かにつけて同棲相手の健流に尽くしてきた。食事や洗濯、掃除などの日常生活全般はもちろん、リストラされた健流の就職先探しまで。健流からはあまり感謝の言葉を言ってもらえないけれど、いずれ健流と結婚して幸せになりたいと願い、世話を焼き続けていた。 そんなとき、健流が突然「別れよう」と言い出した。果たしてその理由は?詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第8話
すみれは身勝手な上司に仕事を押し付けられ、日曜日なのに会社に来て仕事をしていた。すみれが休日出勤をさせられたことにいらだちを感じながらも、一人で夕方の暗い時間まで仕事をしていると、突然停電してしまう。どうやらこのビルだけが停電しているようなので、すみれは暗い中でスマホを探し、ビルの管理会社に電話をした。すると担当の「タチバナ」という若い男の、ダルそうな声が聞こえてきた。詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第7話
「おしゃれなカフェで彼とデート」「限定品のグッチのバッグをゲット」――SNSでそんなリア充アピールを欠かさない茉莉花。勤務先でもリア充アピールをしていて、後輩社員・塩崎には「茉莉花さんは絵に描いたようなリア充ですね」と言われている しかし茉莉花は、実は本当のリア充ではなく、リア充に見せるために必死でがんばっているだけだった。詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第6話
由香子は社内コンペの企画がなかなかできずに悩んでいた。いくつかアイデアを出したものの、すべて上司の高野に却下され続けている。そんな彼女の様子を、ライバルである同期の麻紀には鼻で笑われてしまっていた。 企画ができず、残業続きでオロオロする毎日が続いていたとき、由香子は仕事でミスをしてしまい、先輩の田中に「しっかりしろよ!」と怒られてしまう。詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第5話
個別指導塾で古文を教えているゆかりは、古文が苦手だという高校3年生・美優に指導をしている。古文の基本である「主語がよく省略される」ということに、美優は「どうして?」と尋ねる。ゆかりは「言わなくてもわかることは、古文では省略されることが多いから」と説明すると、美優は「じゃあ、うちの彼もそうなのかな?」と話し出す。 美優の彼氏が、最近クラスメイトの女子と浮気しているかもしれないというのだった。詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第4話
恵理香は半年前、長年付き合っていた徹と別れてしまった。原因は、カメラマンである彼の浮気が原因だった。なかなか立ち直れなかった恵理香だったが、友人の「キレイになって、徹を見返してやれ!」という励ましを受け、自分磨きに没頭するようになった。 その結果、社内でも噂になるほどにキレイになった恵理香に対し、仕事でお世話になっている有名美容研究家の佐山が、「せっかくキレイになったんだから、自分を安売りしちゃダメよ!」とアドバイスをする。詳細を見る -
連載小説『はっきり言ってよ!?男の言い分、女の言い分?』第3話
同い年の時生と付き合い始めて2年になる千夏は、30歳になる前には時生と結婚したいと思っている。しかし、時生からプロポーズされる気配は今のところない。 ある日、時生と公園でデートをしていたら、幼い男の子たちが遊ぶ姿を見て、時生が「結婚したら、男の子が欲しいな」と言い出した。千夏はそれを「これは、私と結婚して、子どもが欲しいってことだよね? きっとプロポーズしてくれたんだ!」と思い込んでしまう。詳細を見る